6話[余計に混乱する現状でありまああす!]

キモヲタデブのニートがグラドル級美少女に転生したけど質問ある?

絶対にあり得ないシチュエーションといえば解るな?
キモヲタでぶのニートが!
グラドル級美少女の毎日使用しているベッドで寝ること。
ラノベや萌え漫画のワンシーンでも中々お目に掛かれない。
だが今はフリーダム……
ヲタク童貞の願望を叶える行動を俺は出来てしまっている。
更に言えばこれから毎日、パンツもブラも見放題だし未成年のモヤモヤしたモザイクの向こう側も問題ねえ!
だが聞いてくれ!
不思議と何も感じないし、この状況に恐怖すら感じるのよ?
解る? ねえ? 俺って何なの?
色々と思い出してみようと考えたし、花梨のPC履歴もSNSもチェックしたが何も解らないし思い出せない……
前向きに考えれば寝たらまた、以前の俺に戻れるかもしれない……
淡い期待と思っている俺が怖くて仕方ないが、今はそれしか思い浮かばない。
当然Googleに頼り記憶障害の線も洗い出したが、情報の正確性に欠ける点と恐らく信頼出来るであろう情報は一切引き出せなかった。
無駄だ、これ以上はな。
寝るしかないわけだ。  そして俺は半ば開き直り寝ていたはずだ。
花梨と言うグラドル級JKとして夢の世界へ向かった筈なんだ。

その声はさっきまで聞こえていた声。
花梨のものだ。 間違いない。
俺は目を覚ましているのか、夢の中なのか?
目の前にある、何処にでもありそうなドアの前に立っている。
ドア? 普通に民家やアパート。
マンションのドアみたいなのだ。
そのドアの前に立っているだけ。
立っていると言う感覚だけが今ある。

「お前花梨か? 」

その 問いかけの声は間違いない。
俺の声だ! 解んねえ……
どっちがどっち役で夢なのか? 現実なのか? 疲れてるだけで白昼夢でも見ているのか?
混乱しかない。
だが花梨の声は語り始めたんだ。


「おにいちゃん? きっと初めまして。 そしてごめんなさい。 私の体でおにいちゃんは生きてください」

はーい! 先生解ったんご!
とか言えるわけねーだろ?

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