「おにいちゃん? 私の体でエッチな事はしないでって言ったよね? 言ったよね? 」
言われたメンス……
でもしたか覚えてねえわ!
「おい! 花梨! お前さっさと俺の体と入れ代われよ! 」
このムラムラしない状況で、毎日ゴミみてーな学生といつまでも群がれると思うんじゃねーぞ!
俺はさっさとエロゲと大人の世界に戻らなきゃならねえ!
「おにいちゃん? 可哀想だと思っているけど…… 私は私に戻れないの。 だから私の体はおにいちゃんの好きにして良いから、エッチな事以外は好きにして」
「バカ野郎! そのエッチな事が人生において一番重要なものなんだよ! お前とりあえずドア開けろ」
俺は何故か笑いながらドアをデスメタル並みのリズムでフルノックした。
どっかの少年マンガで例えるなら。
【おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおら】
「おにいちゃん…… ごめんなさい。 だけど諦めて! これ以上考えないで! 」 はい! 解ったニダー。
とか言うと思うのかお前?
「ふざけんなお前! 俺の体を入れかえてどうしたいんだよ! 」
「なにもしないし、出来ないよ。 私のわがままでごめんなさい…… 」
俺はこいつのコミュ障にいらっとした!
二度言うことは無駄だから嫌いなんだとこいつに解らせてやるぜ!
【無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄なぷるぷる? 】
予測変換も追い付かないほどにアリーヴェデルチ!
サヨナラだ! 俺のクレイジーにダイヤモンドなアレを返すんだ!
良いな? 解ったか! (童貞だがな! )
「本当にごめんなさい…… 」
それが最後で目覚めれば転生生活をする朝だったわけなんだ……
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